パターはバランスで選ぶ

パターで有名なメーカーの広告の中に、『3パット撲滅』という言葉を見ることが出来ます。アマチュアゴルファーにとって、スコアメイクの要となるのは『パット数を如何にして減らすか』ということになるでしょう。どんなに短いパットでも1打は1打。それが3パット、4パットになってしまおうものなら・・・。 


そんな大事なパッティングですが、重要なのはラインを読む事とパターのフェースをしっかり目標に向ける事です。しかし、種類も多く、一体どれを選べば自分が思うようにストロークできるのか、さっぱり分からないビギナーゴルファーも多いことでしょう。 

『打感』『構えやすさ』『振りやすさ』『狙いやすさ』など色々な基準はあるものの、大半が感覚的で曖昧なものと言えます。『パターに型なし』と言われるほど、その打ち方、構え方、グリップも人それぞれです。 

そこで、まずチェックすべきなのは、フェースバランスのパターなのかそうではないのか、という事です。 


フェースバランスというのは、重量バランスをみる時にフェース面が自然と上を向くもので、マレット型のヘッドを持つパターなどがこれに該当します。フェースバランスのパターは自然とターゲットに真っ直ぐ打つことができるためストロークの大きさで距離感を合わせることができます。

 一方、ブレード型パターなどは、ノンフェースバランスと呼ばれ、トゥ側が下がりフェースが傾きます。(写真参照)ノンフェースバランスのパターは操作性が高く、フェースコントロールがしやすいため、コツンとヒットさせて距離感を合わせられる人に向いているといわれています。


 基本的なことですが、案外見過ごしている人も多いかもしれないパター選び。 パットのお悩みの方は、まずは自分のパッティングスタイルが、どちらにマッチしているのか是非チェックしてみてはいかがでしょうか。 


※この記事は、2015年10月にゴルフキュレーション&ソーシャルメディア アプリ『FLOG』内に掲載されたものです。

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