『Play fastのお手本』

ゴルフ場でよく見かける「Play Fast!」ポスター。この言葉は、日本国憲法の制定に携わったあの白洲次郎が、ゴルフをプレーする上でのプリシプル(原理原則)として広めたこととして知られています。

しかしながら、まだ初めて日が浅いアマチュアは、どうしても多く叩いてしまうため「Play fast」の言葉はただただ重いものになりがちです。早く打てばいいのか? 走ればいいのか? …そんな時こそ下部ツアーのプレーを参考にしてみたらいかがでしょうか?

ゴルフ中継を観ていると、プロゴルファー1人ずつに専属キャディーやハウスキャディーが付いているのを目にします。しかし、それは男女ともにレギュラーツアーと呼ばれるトップトーナメントだけの話。

テレビ中継されるのが野球の1軍、サッカーのJ1とするならば、ゴルフの世界にも2軍、J2に相当する試合があります。いわゆる下部ツアーといわれる、男子のチャレンジトーナメント、女子のステップアップツアーがそれです。大会自体は平日開催が殆どですが、CS放送やインターネットのライブストリーミングで観ることが出来ます。

そこで行われるプレーはアマチュアゴルファーと同じように1組のパーティにハウスキャディーが1人という、一般的なスタイル。(ステップアップツアーでは専属キャディーの帯同は認められていません。)

プロといえどもクラブを数本持って歩き、最初にカップインした選手がピンフラッグを持ち、全員がホールアウトしたらカップに挿し戻します。そこには「Play fast」のお手本を学べる多くのシーンが見られます。

シード、そしてさらに上のステージを目指す下部ツアーのプロたち。もし機会が有れば、一度観戦してみてください。そこには、きっと熱い想いと改めて教えられるゴルフのお手本があります。

http://www.jgto.org/pc/ChallengeSchedule.do

https://www.lpga.or.jp/tournament/stepup/

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