湯河原と言えば、温泉街としても有名であるが、相模湾が近いことから、新鮮な魚介が味わえる場所としても知られている。 「湯河原カンツリー倶楽部」は、そんな相模湾を眼下に見下ろすロケーションに位置し、夏は爽やかで冬は暖かいコース。
ランチに選んだ「漁師のどんぶり-鯵丼-」は、鯵を漁師めし風に豪快に盛り付けた一品。 真鶴には、鯵をお茶漬けにして食べる「まご茶漬け」という地元料理があり、こちらもメニューに載っていたが、新鮮な味わいをそのまま楽しみたいと思い、どんぶりの方を選んだ。春から夏にかけて旬を迎え、ほどよく脂がのった鯵に、かいわれ、ミョウガ、ネギ、胡麻が混ぜられている。口に入れると薬味の爽やかな香りともに拡がる鯵のうま味。胡麻の香ばしさが、さらにアクセントとして効いている。豪快でありながらも、繊細な味わいといったところであろうか。丼物というと、後半のスタートでお腹のあたりが気になり、なかなか、オーダーしづらいのだが、ご飯の量も丁度よく、あっという間に食べることができた。
せっかく遠方へ来ても、地元の街などに寄ることが少ないのがゴルフ。コースで地元メニューを味わうというのも楽しみのひとつかもしれない。
※この記事は、あくまで主観的な感想です。メニューはプレー時におけるものであり、季節、その他の事情により展開されていない場合があることをご了承ください。
0コメント