ゴルメシ#12 東京23区!若洲ゴルフリンクスの 「岩のりラーメン」

江東区、湾岸線・新木場ICより3kmという、東京に住む人間にとっては絶好のロケーションにある「若洲ゴルフリンクス」。家庭の生ゴミなどによって埋め立てられ1990年に開業。ゴルフ場のある海浜公園内には、キャンプ場や海釣り場などもある。 

オープン当初は、生ゴミから発生するメタンガスにより禁煙であったが、現在ではコース内に灰皿も設置されている。 


コースは非常に手入れされているという印象。フェアウェイの芝もふかふかである。キャディさんの話によると、生ゴミが肥料となり用土のような状態になっているとのこと。さらにミミズが多いことも、好循環を生んでいる。そのため、芝の成長がよく、根付きもいいらしい。

 ただし、その分、ラフは“ねちっこい”。 

夏ということもあるかもしれないが、少しでも埋まってしまうとアイアンでも出すのがやっとという感じである。


 ハーフを終えてレストランへ。7時台のスタートだったので、さすがにあまりお腹が空いていない。そこで、選んだゴルメシは、「岩のりラーメン」。 

この若洲のある東京湾が、江戸時代、海苔の一大産地であったことにちなんでのメニューと思われる。 

麺は中細。チャーシュー、メンマ、ネギ、ホウレンソウという東京ラーメンの基本的な具。岩のりは、最初から載せられているのではなく別添えである。まずは、そのままを食べてみる。スープはシンプルな醤油味で、まさに東京風といった味わいである。次に、岩のりをトッピングすると、表面が一気に黒くなる。スープに岩のりのうま味が溶けだし、口の中に磯の香りが拡がる。いま流行のコッテリしたラーメンとは違い、江戸っ子が愛する蕎麦のような感覚で食べられる一杯だ。


 都心から、車であれば20~30分、新木場からのクラブバスも充実。さらにコースコンディションもいいとあればしょっちゅう利用したところなのだが、唯一、惜しむらくは、プレー日一ヶ月前の同日の正午から、電話をかけ続けないと予約が取れないということだろうか…。


※ この記事は、2015年9月に掲載したものです。あくまで主観的な感想です。メニューはプレー時におけるものであり、季節、その他の事情により展開されていない場合があることをご了承ください。 

http://wakasu.golftk.com/index.html 

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